書籍・出版物詳細
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)編
原因不明の病気は平塚共済病院の篠永医師が最近発見した低髄液圧症候群と分かった。
この病気は脊髄に穴が開き脊髄液が漏れることにより、脳が動き(下がり)様々な症状が起こる。
治療は自分の血を脊髄の外に注射で注入し、その穴を塞ぐというやり方であった。
つまり、1寸、針の長い注射を打てば十年間ほとんど寝て暮らしていた生活とオサラバ出来るということなのだ。
著者は1年間で4回手術をするが、まだ完治しない。難治性の患者が20%いるようで著者もどうやら、そうらしいのである。
この病気は医学界ではまだ認められていないらしく検査、治療のしてくれない病院がほとんどであった。
そのため、苦労しながらの病院探し、手探りの治療などの1年間の記録をこの本に収録。
この本は、1997年刊行の「本当に治ったよ」の結論本である。
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